上盛山展望台

標高は314mで長島の最高峰。昔は神山と呼ばれていました。
山頂にある展望台からの眺めは抜群で360度のパノラマが楽しめます。
晴れた日には遠く四国佐田岬、九州国東半島が望め、
眼下に浮かぶ島々は万葉の雰囲気を漂わせています。


                  

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●山頂から望む桜と上関海峡          ●山頂は水仙の名所

 

城山歴史公園(上関城跡)

中世の村上水軍にかかわる山城で、城山(海城)の山頂部に位置します。
村上水軍は、南北朝から戦国時代にかけての瀬戸内水軍の一つで、能島・来島・因島の三家より成り、三島村上水軍と呼ばれていました。
1568年(永禄11年)の毛利氏の九州攻めにあたり、能島村上武吉が上関に在城し、また1574年(天正2年)の『左甲家文書』で、能島村上武満の在城が確認されています。
16世紀後半、瀬戸内海の西端を押さえるための拠点として重要な役割を担った城でした。
1998年(平成10年)から発掘調査が始まり、礎石建物跡、鉄鎌、瓦類などの遺物が発見されました。現在は城山歴史公園として整備され、高台から上関海峡を望むことができます。河津桜が2月下旬から3月中旬まで咲き誇ります。


 

●春には水仙も楽しめる       ●木々の間に設けられている散歩道

 

石積の練塀(ねりへい)(祝島)

祝島では、冬の強い季節風を防ぐため、練塀の家があちこちに見られます。
これらの練塀は、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産100選」に選ばれています。


 

●家々で練塀の違いが見られます。     ●芸術的な美しさ

 

皇座山山頂

源氏と平家の屋島の戦いに続き、周防の戦いが柳井市池の浦であり、安徳天皇は皇座山を越えて赤間関へ。皇座山を越えるとき、安徳天皇は山頂で一休みされたため、「皇の座する山」と言われるようになりました。山口県百名山に選ばれています。


 

瀬戸内海の見晴し

上関町は海に囲まれた町です。
上盛山からは瀬戸内海の穏やかな海と、美しく連なる島が見えます。
蒲井、白井田、 四代など地区ごとに違う海の景色が楽しめます。
夕日も美しく、多くのカメラマンが訪れます。


 

●上盛山より蒲井方面           ●美しい夕日(叶島)